06/07/2022

データとの連携により生まれるメリット

企業の基幹系システムを意味するERPには、効率的な経営を行ううえで、重要かつ様々なデータが格納されています。

かつては、ERPというと専用のサーバーを構築し、その上で稼働させるのが一般的でした。他のシステムに入っているデータをERPと連携させることは、必ずしも容易ではなかったのです。

しかし、クラウドサーバーの普及に伴い、ERPそのものもクラウド上で動作するアプリケーションとして利用されるようになってきました。その結果、他のシステムとERPとのデータ連携が、それほど困難ではなくなったのです。

業務システムのデータをERPと連携することで、得られるメリットは数多くあります。なかでも大きいのは、社内に拡散しているデータをERPに集約し、分析できるようになる点です。

例えば、購買データと営業データを合わせて分析すれば、無駄な仕入れが行われていないかが一目瞭然にわかります。生産管理データと在庫データを見れば、より効率的に生産量をコントロールできるようになるかもしれません。分析結果をもとにして業務の見直しを行えば、より社内の生産性を向上させられるでしょう。

また、管理会計の精度をより高いものにできることも、ERPとのデータ連携によって得られるメリットの1つです。

管理会計は、経営陣が企業の現状を把握するための有効なツールです。その精度が高まれば、より効果的な経営判断がしやすくなるでしょう。その結果、企業の業績アップに役立つというわけです。