ERPエンジニアは多くの場合、会計や販売、生産管理など企業の中枢となる部門で、ERPパッケージを導入することになります。そのため、企業の生業や商売の仕組みに深くかかわることを、やりがいと感じる人も多いようです。
また、グローバル企業で導入を行う場合、各国の法律などを熟知し、コンサルタント的な役割を担うことが期待されることも珍しくありません。そうしたクライアントの期待度の高さに、やりがいを持つ人もいます。
ERPエンジニアは、基本的にERPソフトウェアを用いて、クライアントの状況を改善することが主な仕事になります。クライアント業務の分野の中で理解しているものが1つでもあれば、クライアントの意向に沿えるようになり、活躍できる確率が高くなるでしょう。
特に案件数が多いのが、会計分野です。簿記や会計の知識があると、クライアントとのコミュニケーションがスムーズに取れるようになり、要望をシステムに盛り込むことが比較的容易になります。
また、最近では世界中に子会社や営業所を持つ企業が多くなってきました。そのような企業こそ、ERPを必要としている場合が少なくありません。そこで、ERPエンジニアに語学力があると、対応に幅が出ます。英語の読み書きやメールでのコミュニケーションなど条件とする案件もあり、語学力がある人はやりがいを持てるでしょう。
このように、ERPエンジニアはITの知識や経験以外にも様々なスキルが求められます。もし、ERPエンジニアとして働くことを考えるなら、より価値の高い人材になれるヒントも得られる=【フリーランス向け】ERP開発をしよう!=というサイトでの情報収集をおすすめします。